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Minami’s クラブ

アメリカで免許を取る~運転試験編~

今日は昨日の続き車の免許取得の
運転試験編です。筆記テスト編はこちらからどうぞ♪

運転試験は日本と違って、自分で持っていった車で
試験を受けます。

予約した時間に行くと、待っているようにと言われた場所
(スタート地点)にすでに2台の車が停まっていました。
私を合わせて合計3台。

するとDMVのビルから3人の試験官が出てきました。
私の前で待っていた2人は、今日が初めてじゃなかった
らしく、口々に
「あの人じゃなければいいな。。」とか
「あの人だったらいいな。。。」なんて
言い合っていました。

出てきた試験官は黒人の恐そうなおばさん、
白人のやさしそうな女の人、スパニッシュ系の
おじさんでした。

私のところへやってきたのは、恐そうな黒人のおばさんでした。
心臓バクバクな上に、おばさんの話す英語は
とーーーーっても聞き取りにくい!

黒人のおばさん独特の発音っていうのかなー?
早くってナマリがあって、「うわー聞き取りにくい」って
思っただけでさらにナーバスになってしまった私。。。。

始めは安全点検(ウインカーやライトやブレーキなど)を
やって、さあー出発です!

走り出していきなり、
「Open the Window Please」
(窓をあけてください)
と言われました。

ただでさえ、彼女の英語が聞き取りにくい上に
窓を開けた途端、外の雑音がすっごくて
もう私の耳はダンボ状態!!!!

しばらく走っていると試験官が言いました。
「At the next signal please turn XXX」
(次の信号をXXXに曲がってください・・)

えっ?????外の車のクラクションか何かの音で
肝心の方向部分が聞き取れなかった私。

「Which way?? Left???」(どっちですか?左??)

私が質問するや否や

「ARE YOU NOT LISTNING?? I SAID GO LEFT!!!!!」
(聞いてなかったの?左に行けって言ったのよ!!!)

ひえええーーーこわいいいいーー(>_<;;;)ヒー

思わず”あなたの英語がわかりにくいのよー!!”
と文句が出そうになったけど

「だったら英語を勉強しなおして、受けにきなさい」

と言い返された友達を知ってるので言うのは止めました。。。

更に走行していると、試験官が
「次の通りを右に曲がってください」
と言うのだけど、次の角なんて見えやしない。

アメリカは右走行の為、右側に大きなトラックが
停車していた為に通りを示す標識が隠れてしまっていたのです。

私はその道を走るのは初めてだったので
どこに曲がり角があるとも知らず
「どこですか?どこに通りありますか?」
と必死に聞いたのですが

「There!!!!There!!(あそこよ!あそこ!!)」
と連呼されてもちっともわからず
しまいには

「Here!!!Right Here!!!(ここよ!ここ!!!)と怒鳴られてしまいました。。。

その怒鳴り声にかなりビビッた私は道路のど真ん中で
急ブレーキを踏んでしまい、危うく後ろの車に
衝突されそうになってしまったのです。

角を曲がった後、試験官は”は~ッ”とため息をついて
思いっきり持っている用紙に何かを書き込んでいるのが
見えました。

そしてこれ以上試験を続けても無駄とばかりに
DMVのオフイスに引き返すよう言われました。

そして下りる間際に一言。
「あなたは人の言う事をちっとも聞いていない。
運転試験受ける前に、人の言う事を聞く事を
学んだ方がいい!」

と嫌味を言われました。
私は悔しくて涙がこぼれ落ちました。川g_g) グスン

それから、次の予約を取った私は
とにかく運転の練習をしなければ!と
旦那に助手席に座ってもらい
がんばってあちこち運転しました。

**アメリカでは仮免許中(筆記試験合格者は仮免許用紙をもらえる)
は助手席に運転免許のある人が同乗していれば
普通に運転できます。**

次の試験の日、(どうかあの黒人のおばちゃんじゃありませんよーに!!)と心の中で祈っていたのは言うまでもありません。

祈りが通じたのか、その日の私の試験官は金髪のやさしそうなお姉さんでした。

気持ち少し楽になった感じで、試験開始!
お姉さんは窓を開けろとも言わず、丁寧にやさしく
話してくれました。

曲がり角の方向を聞き直しても、ちゃんと
「そうよ、左よ」と答えてくれます。

かなり順調に走った頃、大きな通りにぶつかりました。
反対車線は車1台分の幅の道路。
しかし進行方向車線はその2倍もの幅があるんです。

なんでこんなにこっち側は広いんだ???と
不思議に思ったけど、右側に近い方を走っていたら

「Please move to the middle of the lane」
(レーンの真ん中に移動してください)

と言われました。そこで私は走行車線のちょうど真ん中に
移動したました。しかし試験官は

「NONONONO----The Middle!!!」
と中央車線を指差しました!!!
ああああーーー真ん中って中央車線のことね。
でもなんで右側がこんなに開いているのだろう????

と疑問に思っていると、あとで試験官は

「右側が開いているのは、車がパーキングする為の
広さなのよ。あなたが右側近く走っていたら
パーキングした人にぶつかってしまうわ!」

と説明してくれました。ほーーーなるほど!
日本なんて、路上駐車の為に片側道路を広くするなんて
考えられないよね。さすがアメリカだなーーと感心。。。

そして最後の最後にDMVオフイスに入る瞬間
”これで終わりだー”という安堵感からか
車線変更するのを忘れた為に、今回も落ちた私・・・

がっくし・・・絶対大丈夫だと思ったのに・・・・

そこで試験で通った道を、旦那と一緒に走ってみました。
黒人のおばさん試験官も、今日のお姉さんも
ほとんど同じコースを走ったんです。

何度も何度も旦那と走って、この道に慣れようって思いました。

そして3度目の正直!!!!

3度目の試験官は2度目と同じ金髪のお姉さん。
コースも全く一緒!

問題無く走行し、最後には「パーフェクト!!」
と誉められました!!!やったー!\(*T▽T*)/ワーイ

無事合格して、気持ち良く車から降りた私は
隣の車の中で、黒人の試験官に何やら文句を言われ
泣いているスパニッシュの女性がを目にしました。

あああーーあのおばさん、やっぱり恐いんだ。。
もしかして泣かせるの趣味??と思っちゃいました!
でも何はともあれ3度目で合格してよかったです!

将来アメリカでドライバーズテスト受ける方
是非参考にしてくださいね♪



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